CFDのデメリット

CFD取引は、レバレッジを使うことで少ない資本金でも短期間で大きな利益を出す事ができる投資取引として、とても人気があります。また、株式取引や商品先物取引など、いろいろな市場での取り引きをCFD取引という一つの口座にまとめて取り引きを行う事ができるため、口座維持費などの費用を節約する事もできますし、何よりも複数の口座を管理するよりも一つにまとめてしまった方が便利という大きなメリットもあります。

しかし一方で、CFD取引は投資取引ですから、当然そこにはデメリットもあります。CFD取引のデメリットの一つに「強制決済」というシステムがあります。強制決済はロスカットとも呼ばれているシステムで、取引における損失額が、証拠金に対して一定ラインに達すると、その時点で取引は強制的に終了してしまうと言うシステムなのですが、これは、CFD取引における「損失額は最大でも証拠金の額を超えない」というルールがあるために設定されているものですね。この強制決済システムのために、投資家は取り引きを行いながら、損失がロスカットラインに触れないように注意しなければいけません。レバレッジを高くして取り引きを行っている場合には特に、同じ価格変動でも損失の幅が大きくなりますから、ロスカットラインに到達するまでのスピードも速くなってしまうというデメリットがあります。

その他にも、例えば株式市場で取引されている銘柄に対してCFD取り引きを行っている場合には、保有している持ち株数が多くても、株主としての権利を行使する事ができません。例えば、CFD取引ではない通常の株取引を行っている場合には、株主として配当金を受け取る事ができるなどのメリットもありますが、CFD取引ではリスクが軽減されている分、配当金などのメリットを享受する事はできません。予め念頭に入れておくことが大切です。

また、株式市場や商品先物市場、債権市場など、複数の市場を対象にして取り引きを行う事ができるため、選択肢が多すぎて、経験の浅い投資家にとっては多すぎる選択肢がデメリットになる場合もあります。




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